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2021.01.21 最近はやりのオールシーズンタイヤの注意点

最近はやりのオールシーズンタイヤの注意点

 

こんにちは!

タイヤフェスタ大和店の岡本先生です。

GOODYEARのベクター4シーズンの大ヒットを皮切りに、各メーカーがこぞってオールシーズンタイヤを販売していますね。

すでに購入されている方、購入を検討されている方も多いのでは?

さて、このオールシーズンタイヤにはいくつか注意しなければならないことがあります。

 

一番気を付けなければいけないのは、凍結路には弱いということです。

 

チェーン規制(冬タイヤを装着していればOKという規制の方)も通行可能ということで、スタッドレスタイヤと同等の性能があると思われがちですが、凍結している路面では夏タイヤよりはグリップしてくれるかな?程度と考えてください。

ですから自動車通勤していて、その他に通勤手段がないという方にはあまりお勧めしません。

 

それからもう一つ、ローテーションをこまめに行わなければならないという点です。

夏タイヤでは、およそ5000㎞ごとのローテーションが推奨されていますが、オールシーズンタイヤでは3000㎞ごとが望ましいと言われています。

年間約10000㎞程度乗られるという方でしたら、3~4ヶ月に1回ローテーションをしなければならないと考えてください。

ただ、オールシーズンタイヤは回転方向指定されているので、前後ローテーションであればホイールごと付け替えてあげれば良いのですが、左右を入れ替えるには組替作業(ホイールからタイヤをはがす)が必要になります。

 

それからもう一つ、各メーカー似たり寄ったりの感がありますが、大雑把に言うと「夏も走れる冬タイヤ」「冬も走れる夏タイヤ」的な違いがあります。
この違いは何?ということになりますが、簡単に言うとロードノイズの違いと思っていただいて良いと思います。

 

ロードノイズが少ないのはやはり「冬も走れる夏タイヤ」で、速度記号にもその違いが表れているようです。

 

ロードノイズを結構気にするという方は、この違いをよく検討された方が良いと思いますよ(*^^*)

 

スタッドレスタイヤの保管場所に困っている方への救世主的なイメージがあるオールシーズンタイヤですが、コストパフォーマンス的にもどうなのか等、いろいろと配慮すべき点がありますので、ご注意を!!(*^^*)