さすがに初めて見ました!(゜Д゜;)
こんにちは♪(^_^)/
神奈川県大和市のタイヤ交換専門店 タイヤフェスタ・ピットスタッフの小松です。
先週のお客様のすり減ったタイヤですが、
かなり珍しかったので思わず写真をパチリッ!
かなりの偏摩耗(>_<)
中身の部材が見えてしまっています。
ついでなんで、ここで小松が説明しましょう!
①写真左側の白いアーチ状に見えるのが【カーカスコード】
ナイロン系の繊維がタイヤに対して放射状に配列されています。
②その隣の黄色く見えるのが【スチールベルト】の末端!
鉄製でホゲホゲにささくれているので、触ると怪我をします。
③そのまた隣に、白く円周方向にあるのが【キャッププライ】
→高速回転でも遠心力でタイヤが変形しない様に、糸巻き状に押さえつける役目をします。
キャッププライはポリアミド系の高級繊維が使われています。
※オマケにパンク修理跡も( ̄。 ̄;)
このタイヤ、実はミシュラン!
昔営業で販売していた小松もここまでのモノは見たことがありません。
すり減ったタイヤで中身の構造が見てとれるなんて、初めての経験。
よくよく考えるとこのタイヤ、ミシュランだったからここまで持ちこたえてくれたのかも。
他のブランドのタイヤだったらとっくに粉々になっていたかもしれません??
さてさて問題です♪
Q,このタイヤ、何故こんな風になってしまったのでしょうーか?
1・インチアップしているから
2・タイヤ幅とリム幅が適切でない
3・車の車高が低い(落としている)
4・空気圧が低い
5・運転が激しい
答えは・・・
全部正解♪(^_^)/
というか、ある1つの原因ではなく、全ての不適正が重なって引き起こす典型的な事例です。
偏摩耗(片減り)は通常であればタイヤの外側に起きるのですが→例えばミニバン等
この様にインチアップ・不適正なリム幅・車のローダウン・空気圧不足などを続けると、
タイヤの内側に負担が掛かり、偏摩耗は内側に現れます!
そういったお車に乗ってらっしゃる方は、たまにはタイヤの内側を点検しましょう。
結構、ヤバいかもよ~??
ではまた。小松でした。
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