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2017.02.24 タイヤの製造年週のお話

タイヤの製造年週のお話

 

こんにちは♪(^_^)/

神奈川県大和市のタイヤ交換専門店 タイヤフェスタ・ピットスタッフの小松です。

今日も元気に営業しております。

交換予約、お待ちしてます♪

 

 

さて、前回のお話しの続き・・・

 

タイヤが『古い』とか、『新しい』とかって言う基準になるのが

→そのタイヤの【製造年週】

 

タイヤのお誕生日ですね♪

 

そのタイヤが造られたのがいつなのかは、

①【製造年】と、

その年の②【第何週目】なのか?を

4桁の数字で表し、タイヤに刻印します。

 

 

この表し方は世界共通。

今現在はだいぶ知られる様になってきましたね。

 

実は(昔の話をすると笑われてしまいますが)

30年ぐらい前はこの『製造年週』ってほとんど一般には知られていませんでした!

 

なぜか?

 

それはタイヤメーカーさんやタイヤ販売店の都合。

 

製造年週が判ってしまうと、当時も細かい点を気にするユーザーに指摘されてしまったり、
メーカー販社が販売店に卸す時にもいろいろ言われたり、
ちょっと古めの在庫が売れなくなってしまったり・・・

 

だから、なるべく『内緒にしておこうね』(笑)

って感じでした(^_^;)

 

実際に営業時代の小松の経験ですが、

ガソリンスタンドの店員さんにこれを教えたら、

販売量が格段に増えたのを覚えています。

 

タイヤの点検時にユーザーに

『お客さんのタイヤ、もう6年も経ってるじゃないですかぁ~!!危ないですよ!』的な・・・

 

その時は『良い事教えてもらった~♪』なんて感謝されましたけど(笑)

 

それから時を経て、タイヤメーカー各社さんもカタログに記載する様になり、
一般ユーザーにも広まっていったのですが・・・

 

でもやっぱり、メーカーさんは出来たら知られたくないらしく・・・

カタログの記載も

 

A4カタログ丸々1ページの説明書きの右下に

 

更に小さな字で、こ~んなにちっちゃく書いてます~(>_<)

 

これじゃ『読まないで!絶対読まないでね!』って言ってるのと同じでしょ(笑)

 

現在も、私達タイヤ業界の人間と一部のタイヤに詳しい人しか知らないのが実情。
皆さんは、まぁ知識としては知っても損はないですが、知らなくても全然大丈夫です!

 

余談ですが、新車に装着されるタイヤの製造年週は、納車直近の製造のモノが多いです。

納車待ちの人気車種になればなるほど、製造されたばかりのタイヤがすぐに新車に装着されて
→即納車♪みたいな感じです。

確かに、一時保管する場所も無駄ですし、その日製造する車の分はその都度納品してもらった方が効率的ですから!

 

でも、個人的な意見ですが、『出来たてホヤホヤ』の湯気が出てそうなタイヤって、実際にはどうなんでしょう~。

 

あんまり履きたくはないですね!

造られてから少しぐらい期間がたっていた方が、製造物としての落ち着きが出る気がします。

・・・あくまでも個人的な意見ですよ。

 

次回も、関連した内容を書きたいと思います。

ではまた、小松でした。

 

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